防災グッズ特集－栄養編

2018/07/24

2018/08/04

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山口県在住、２児の父。長らく興味のあった物販を始めるためネットショップを作成。良いものを紹介していくスタイルで、面白く役に立つ商品などを紹介します。夢だった物販に関わってとにかく何でも楽しく、そしてやりがいを感じています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

防災時の食品備蓄をしよう

防災時には救助が始まるまでの食品備蓄が必要となります。食品も水と同じように最低3日分、理想としては7日分の準備をしておきたいです。

備蓄食品として準備する際にまず頭に浮かぶのは『乾パン』『缶詰』等ではないでしょうか。

ここではその知識に必要な栄養素から考えたオススメの商品を紹介していきたいと思います。

人が必要とする栄養素は膨大な種類があり、被災時に全部を網羅するのは現実的ではありません。ですが闇雲に食品を備蓄しても被災中に『必要な栄養が足りない』なんてこともあり得ます。

人は生きていく上で、『炭水化物』『タンパク質』『脂質』『無機質』『ビタミン』の大きく分けて5つの栄養が必要だと言われています。

炭水化物は『ご飯』『パン』『パスタ』『うどん』『そば』『ジャガイモ』など。

炭水化物が不足すると脳の働きが悪くなり災害時に必要な適切な判断が鈍ってしまいます。炭水化物はエネルギーに変わりますが蓄えることが出来ないので適時補給が必要となります。

炭水化物は余分に摂ると『脂質』になり身体に蓄えられます。

タンパク質は『肉』『魚』『牛乳・乳製品』『卵』『大豆』『大豆製品』などに含まれています。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質があります。

災害時の栄養としては優先度が低くなりますが成長期の子供がいる場合に確保したいものです。

脂質は『肉』『魚』『牛乳・乳製品』『植物油』『卵』『バター』『マヨネーズ』などに含まれています。脂質は身体の中で燃えてエネルギーを作り出します。少量で沢山のエネルギーに変えることが出来る効率の良い栄養です。こまかな役割としてビタミンの吸収を助ける働きもあります。

災害時には体温を保つために消費されるため、特に冬場の災害時には重要な意味を持ちます。

無機質は『牛乳・乳製品』『大豆・大豆製品』『小魚』『海草』『小松菜』などに含まれています。無機質は身体の中で作ることが出来ないので食事から摂取する必要があります。

災害時は鉄分の不足に気を付けたいところ。優先度はやや低めです。

ビタミンには多くの種類がありますが災害時は『ビタミンA』『ビタミンB1』『ビタミンB2』『ビタミンC』の摂取が欲しいです。

ビタミンAは『トマト』『ニンジン』『カボチャ』『レバー』『うなぎ』などに含まれています。喉の粘膜が正常に分泌されるなどの効果があるため、災害時は風邪の予防になります。

ビタミンB1は『豚肉』『ハム』『ベーコン』『大豆』『紅鮭』『たらこ』などに含まれています。主に動物性の食品に含まれていて災害時の疲労の回復に威力を発揮します。

ビタミンB1は災害時に積極的に摂取したい栄養で『疲労回復』『頭を働かせる』といった時に消費されます。

ビタミンB2は『レバー』『卵』『乳製品』『納豆』『青背魚』などに含まれています。主にエネルギーの変換を助けるオイルの役割を持ちます。

不足すると身体を作る機能が弱くなり『口内炎』『ニキビ』などの不調が表れます。災害時に少ない食品から得た栄養を効率よく無駄なく使用するのに必要です。

ビタミンCは『イチゴ』『オレンジ』『レモン』『野菜』などに含まれています。常に身体から排出されていき留めておくことが出来ません。不足するとストレスの原因になったり風邪を引きやすくなります。

災害時には可能な範囲で摂取していきたい栄養です。

こんなにいろんな種類の栄養が必要なのかと思われたかもしれません。ここではそれに気付けたなら十分です。必要なものは徐々に集めていきましょう。

被災時は救助が始まるまで自分で水や食品を調達する必要があります。日々災害の危険が近づいている中で漠然と流されるのではなく、災害に備えていきましょう。

実際にモノを揃えるだけでなく、知識を持つことも大事な備えになります。あとは備えた知識をもとに必要な備蓄をしておけば大事な人を守れる可能性がぐんと高くなります。