F値とは?初心者が分かりやすくひも解いてみた!
目次
F値について初心者が分かりやすくひも解いてみた
こんにちはー、田中卸商会 平社員代表の田中です!
今日はF値について分かりやすく解説してみたいと思います!もちろん素人のわたしが今!リアルタイムで調べながらの事なので少々の間違いはご愛嬌という事で…ダメですかね?
間違い等ございましたらコメントかTwitterからやさしく教えて頂けると助かります(。-`ω-)
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F値から何を読み取ればいいのか?
まずはこの2つを頭に入れておきましょう!
- F値は数字が小さいほど高価なレンズ※良いレンズと思わない方がいい?
- F値3.0以下のレンズは明るいレンズ
以上!!
F値から読み取るのはこの2点でOKみたいですね!
F値を使ったレンズの比較方法
レンズの比較をF値だけでするのはベテランでないと難しいので。はじめのうちは同じ種類のレンズで比較して慣れていく方が良いと思います。なので、まずはレンズの種類についておさらいしてみましょう。
レンズの種類は大きく分けて4つ※魚眼レンズとか特殊なやつもあるよ!
- 広角レンズ
- 標準レンズ
- 望遠レンズ
- マクロレンズ
大きく分けて4種類のレンズがあるわけですが、例えば「広角レンズ」と「望遠レンズ」のF値を見ながら「どっちのレンズの方がいいレンズなのかなぁ?」と、初心者が悩んでも仕方ないと思うんです。
初心者が比較するなら広角レンズは広角レンズ、望遠レンズは望遠レンズで比較すると理解しやすくなります。
同じ種類のレンズを前に「どっちのレンズを選べばいいのかなぁ?」となれば、「こっちのレンズはF値が3でこっちのレンズはF値が4.5」それなら「F値4のレンズは既に持っているからF値3の更に明るく撮れるレンズを買おう」という感じで判断できますよね?
更にレンズに詳しくなればレンズとF値を見ただけで瞬時に判断できるようになるみたいですので自分の目利き力が高くなるまで楽しくレンズに触れていきましょう!
標準ズームレンズで比較してみた
実際に標準ズームレンズを、F値を見て比較をしてみました。どちらもフルサイズ対応の24-70㎜ズームレンズです。
Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F4 L IS USM フルサイズ対応
Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F2.8L II USM フルサイズ対応
どちらもズーム性能は同じですがF値、レンズの明るさが違います。
上のレンズが「F値4」下のレンズが「F値2.8」です。この場合下のレンズの方がF値が小さく明るいレンズとなります。明るいレンズの方が価格も高価になります。
F値はこのように同じ種類のレンズのときにどちらが明るいレンズなのかが一目で分かる指標なんですね。あとは過剰性能はコストが掛かるだけなので自分の撮る写真にあった性能のレンズを購入するのが賢い方法だと思います。
例えば昼間の撮影ならそこまで明るいレンズは必要ないのでレンズ購入に掛かるコストを抑えることができます。反対にやや暗い体育館などで撮影することが多いなら初めから明るいレンズを購入した方がいいと思います。
単純にF値の小さい明るいレンズの方が品質の良いレンズというわけではなく、明るいレンズを作るのには精巧な技術が必要なので価格も高くなるという事です。暗いとされているレンズも明るいレンズと比べての相対評価なので実際には十分な明るさを持っています。
レンズ別焦点距離(一般論)
F値で比較するのには同じ種類のレンズで比較するのが分かりやすくおすすめです。ここではレンズの種類と焦点距離をまとめてみました。レンズの種類が同じで焦点距離も同じなら最後はF値を比較してレンズを決めるのが良いのではないかと思います。もちろん価格も大事ですが…。
広角レンズ
同じ画角(写真を撮ったときに記録される画像サイズ)になる焦点距離でまとめました♪
超広角レンズ
- 12㎜~24㎜ (フルサイズ 超広角レンズ)
- 8㎜~16㎜ (APS-C 超広角レンズ)
広角レンズ
- 28㎜~35㎜ (フルサイズ 広角レンズ)
- 18㎜~23㎜ (APS-C 広角レンズ)
標準レンズ
- ~50㎜ (フルサイズ 標準レンズ)
- ~33㎜ (APS-C 標準レンズ)
望遠レンズ
中望遠レンズ
- ~105㎜ (フルサイズ 標準レンズ)
- ~ 70㎜ (APS-C 標準レンズ)
望遠レンズ
- ~200㎜ (フルサイズ 標準レンズ)
- ~133㎜ (APS-C 標準レンズ)
超望遠レンズ
- 200㎜~ (フルサイズ 標準レンズ)
- 133㎜~ (APS-C 標準レンズ)
マクロレンズ
焦点距離については何となく意味が掴めたでしょうか?マクロレンズの定義は他のレンズと少し違いますので混乱しないように
次はマクロレンズですが今度は先ほど説明した「焦点距離+最大撮影倍率」で自分に合った被写体を選ぶことになります。マクロレンズは近くで撮影する接写するタイプと少し離れたところから撮影する望遠タイプの2種類があります。
- 焦点距離12㎜+最大撮影倍率1.0=被写体に物凄く近づいて撮影できるマクロレンズ
- 焦点距離90㎜+最大撮影倍率1.0=被写体から少し離れて撮影できるマクロレンズ
まとめ
今回はF値について理解を深めてみようとこの記事に取り組んだんですが、最初はもう意味が分かりませんでしたね…。
何じゃこの呪文はー!?
マジで思いました…カメラって難しすぎ、これ理解できるのかな?そう思って四苦八苦しながら調べていった結果!
…意外と何とかなるかも?
とにかくF値を難しくしているのはカメラレンズの種類の多さとこの呪文のような数字だと思うんですよね。わたしもそうですが、初心者はこの文字が呪文のように見えて解読しないと意味が分からないと思い込んじゃうんじゃないですかね?
わたしは意味が分からなくて思考が停止しちゃったわけですが。※経験談
だがしかし!ご安心ください!
分かってしまえば意外と単純でしたよ(^^♪
F値が小さいと明るいレンズなので明るい写真が撮れるわけですが、普通のレンズで明るく撮る方法もあるので自分の腕と知識が上がれば高価なレンズを使わなくても極上の写真が撮れるようになるはず!
ということで頑張ります(´・ω・`)
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