ISO感度のアレコレ
ISO感度とは
こんにちはー、田中卸商会 平社員代表の田中です!
今日はISO感度についての記事を書いていきたいと思います(^^♪
ISO感度はデジタルカメラだと数値を任意で変更することができます。
ISO感度を高く設定する
ISO感度を高くすると撮影の時に光を増幅することができます。単に光を増幅するといってもよく分からないですよね?
光を増幅することで得られるメリットを3つご紹介しましょう。
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①明るい写真を撮ることができる(暗い場所でも明るい写真を撮れる)
ISO感度を低く設定したときよりも高く設定したときの方が明るい写真を撮ることができます。
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②シャッタースピードを速くできる
ISO感度を高く設定することで光を集める時間も少なくて済むため相対的にシャッタースピードを速くすることができます。
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③手持ち撮影でもブレにくくなる
シャッタースピードを短くできるという事は手ブレに強くなるということです。その結果として手持ちで撮影でも手ブレせずに撮影できる場面も多くなります。
ISO感度を低く設定する
先ほどISO感度を高く設定した場合のメリットを書き出しました。今度はISO感度を低く設定した場合のメリットをご紹介します。
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キメの細やかな写真になる
ISO感度が高い設定というのは、いいこと尽くめのように感じますがやはり副作用も存在します。
その副作用は光を増幅する際に発生するノイズです。
技術の進歩でノイズが発生する副作用も日々改善されています。ですがキメの細やかな写真を撮りたいときにはISO感度の設定を低く設定するのが王道です。
そしてISO感度の設定を出来る限り低く設定して明るい写真を撮影することがなかなか難しいので、逆にうまく撮ろうと熱中してしまう原因にもなります。※上手く撮影できるとかなり嬉しかったりします。
ISO感度の設定を低く設定すると撮影の技術も上がっていくこと間違いなしです!
その代わりに撮影自体は難しくなっていきます。手ブレの問題や写真を適正な明るさにするためのシャッタースピードの問題、他にも細かい問題を考慮しながらの撮影になります。
カメラの違いによるISO感度の優劣
カメラの種類はコンデジや一眼レフカメラ、ミラーレス一眼などがあり種類によってISO感度の性能にも違いがありますが一番大きな要因は技術の進歩となります。
その技術も開発が完了する時期がメーカーごとに違うため4月はNikonのISO感度の技術が一番高く7月にはCanonのISO感度の技術が一番高い、そういったことが起こります。
レンズはまだまだCanon、Nikonに後れをとっている他のメーカーもISO感度の技術に関しては差が無くなっているのが実情です。
中でもSonyの評判はかなり高かったりします。
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX1R 2470万画素 光学2倍 DSC-RX1R
もしカメラで比較するならば発売された日が古いか新しいかで比較すると良いのではないかと思います。
例えばわたしが今使っている「Canon EOS Kiss X4」ですがISO感度の性能は常用設定が100~6400、いま新しく出ている後継機「Canon EOS Kiss X9i」は常用ISO感度が100~25600と大幅に性能がアップしています。
ISO感度との付き合い方
ISO感度が高く設定できるカメラの方が良いのは間違いありません。ですがISO感度の性能が高いカメラは総じてカメラの価格も高い傾向にあります。
ただしありがたいことにエントリーモデルのカメラでも最近はISO感度の性能がかなり高いのでそこまで気にする必要は無いのかもしれません。むしろ自分の使い方を考える方が重要だと思います。
ISO感度の性能が高いカメラが良い場合
夜の街などで気軽に撮影したい人、できれば三脚などは使わずに手持ちで撮影したい人。
夜の街は光が少ないのでISO感度の設定を高く設定して撮影するとキレイな写真を撮りやすいです。三脚を使わずに手持ちで撮影したい人はシャッタースピードを速くすることが出来るのでISO感度の性能が高いカメラが向いていると思います。
ISO感度の性能が高くなくても良い場合
太陽の出ている昼間の撮影が多い人。室内だけど照明が明るいorストロボを持っている人。
太陽の出ている昼間の撮影にISO感度の設定を高くする必要は全くないと思います。0でもいいと思います。室内の撮影が多い場合でも外付けのストロボをお持ちなら十分な光量を確保できるため、やはりISO感度の性能が高くなくても大丈夫だと思います。
まとめ
今日はISO感度についての記事をダラダラと書いてみましたがいかがだったでしょうか?
個人的にはISO感度には極力頼らずに写真を撮りたいと思うのですが、大は小を兼ねるので性能が高いほうが応用が利くのは間違いありません。
ですが三脚を使いシャッタースピードを遅くすることで光量を確保したり、F値の小さい明るいレンズに交換して光量を確保したりと工夫次第でISO感度に頼らなくてもキメの細やかな明るい写真を撮ることもできます。
色々ためしてすのも楽しいカメラとの付き合い方ではないかなぁ~と思います。
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