音声通話SIMとデータSIMの違い（UQモバイル）

音声通話SIMとデータSIMの違い（UQモバイル）

SIMカードに種類がある事をご存知でしょうか？

違いが分からなくて混乱する人も多いと思いまとめてみました！（私も混乱しました）

ここでは私が契約したUQモバイルを例に説明していきます。

 

UQモバイルで取り扱っているSIMの種類

UQモバイルで取り扱っているSIMカードは全部で3種類です。

• ①音声通話SIM
• ②データSIM
• ③データSIM+音声通話

3種類のSIMカードがどのように違うのか簡単に説明していきます。

 

①音声通話SIM

最もポピュラーなのは『音声通話SIM』です。『音声通話SIM』は通常のスマートフォンと同じ事ができます。

通常のスマートフォンと違うのは『Ⓐ通話料金・通話プラン』『Ⓑ通信料金・通信プラン』『Ⓒ通話エリア』です。

 

『Ⓐ通話料金・通話プラン』電話をたくさん掛ける人は『格安スマホ』では逆に損をする！

通常のスマートフォンでは『国内通話が無料』になったり『家族への通話が無料』など、自分の使用状況に合わせた通話プランが充実しています。

UQモバイルの場合、無料通話は『5分以内の国内通話が何度でも無料』『月合計60分までの通話が無料』の2種類しかありません。それ以上の通話はLINE電話などの利用で対応します。

ちなみにUQモバイルの有料通話は『20円/30秒』が加算されます。結構高めの設定なので、例えば30日間毎日5分有料通話した場合、通話の請求額だけで6,000円も発生してしまいます。

『格安スマホ』に変更する前に自分の通話時間については『必ず確認』しておきましょう。

 

『Ⓑ通信料金・通信プラン』通信メインの人は『格安スマホ』がお得！

通信プランは『格安スマホ』がお得です。音声通話SIMの場合『3GB/月』『9GB/月』『21GB/月』の中からプランを選択して利用します。

利用中のスマホがandroidなら『本体設定』➤『データ通信』で『過去に使用したデータ通信量』を確認することができます。

iPhoneは使ったことが無いので過去データの確認方法は分かりません！

 

『Ⓒ通話エリア』3G回線のみの地域に注意！

通常のスマートフォンであれば4Gと3Gのエリアで使用できるのですが、『UQモバイルは3Gに対応していない』ので地域によっては使用できない可能性があります。

自分の活動地域に3Gしか対応できない場所がないか確認しておきましょう。確認方法はスマホを使う時に3Gの文字が画面上部に出ていないか普段から見ておくと良いと思います。

 

②データSIM

『データSIM』は『音声通話ができない』SIMカードです。

インターネットやLINE、FacebookなどSNSの利用がメインの場合に選ぶ人がいます。

音声通話を使いたい場合『LINEの無料通話』や『IP電話サービス』を使うことで対応します。MNPは出来ないので『データSIM』を選ぶ人は『スマホ2台持ち』場合がほとんどです。

 

データSIMのメリット（UQモバイルの場合）

メリットは料金が安いこと。UQモバイルでは『3GBの場合、980円/月』『通信量無制限の場合、1,980円/月』と音声通話SIMやキャリアの金額と比べるとかなり安く使用できます。

 

データSIMの注意点（UQモバイルの場合）

注意点として、データSIMは無制限プランにすると通信速度が制限されて遅くなります。『データ通信無制限プラン』の最高通信速度は『上下500Kbps』となります。対して『データ高速プラン』の最高通信速度は『下り最大225Mbps』『上り最大25Mbps』です。

比較しやすいように単位を揃えてみるとこうなります。

	データSIM (通信無制限プラン)	データSIM (データ高速プラン)
通信速度（最大）	上下最大0.5Mbps	下り最大225Mbps 上り最大25Mbps

通信量無制限のプラン次第で『上りの通信で50分の1』ではたったの『下りの通信で450分の1』しか通信スピードが出なくなります。

 

ちなみに音声通話SIMはデータ通信スピードがどのプランでも高速になっています。

	データSIM (通信無制限プラン)	音声通話SIM ＆ データSIM(データ高速プラン)
通信速度（最大）	上下最大0.5Mbps	下り最大225Mbps 上り最大25Mbps

※Youtubeを視聴するくらいなら『下り5Mbps』くらいスピードがあれば大丈夫です。『上りの通信スピード』はインスタグラム等で高画質な写真をアップロードする人に重要になると思います。

 

③データSIM+音声通話

データSIMに音声通話（電話番号）が付与される『データSIM』カードです。MNPも可能なので『基本的に電話を使うことは無いけれど電話番号を一応持っていたい人向け』のSIMカードです

『データ高速プラン』なら『音声通話付きのデータSIM』を選ぶ人もいるかもしれません。

 

まとめ

UQモバイルを例にSIMカードの種類について説明しました。

SIMカードの違いが分かれば自分に合った『格安スマホ』を選ぶことができると思います。

多くの人が『格安スマホ』で携帯料金を安くする事ができますが、通話をたくさんする人は『格安スマホ』に向いていない事も説明しました。

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注意点まとめ

• 音声通話をたくさんする人は『格安スマホ』にすると料金が逆に高くなる可能性がある。
• データSIMを選ぶ際は通信スピードに注意、無制限プランはスピードが遅い。
• 3Gしか対応していない地域では使えない