スマートブレスレット (ウォッチ) 買って使用した感想
スマートブレスレットを買ってみた
スマートブレスレットを購入しました。購入したのはこれ!
『Semiro スマートブレスレット iphone&Android対応 日本語説明書 ブラック』
機能が多くて値段も手頃なものを選びました。スマートブレスレットやスマートウォッチはまだまだ開発途中の製品なので、年々良い物が開発されては製品化して市場に溢れてきます。
なので、現時点で良いと思ったものを購入することにしました。購入しましたので製品の説明や使い勝手、データの正確性などを検証したいと思います。
届いた製品を開けてみた
化粧箱はこんな感じ
凄くシンプルでオシャレな外装をしています。生産国を示す『メイドイン~』の表記が無いのがちょっとマイナス印象でした。
箱の中身
箱の中は『本体』『バンド』『取扱説明書』が入っています。印象としてはUSBメモリーを買った時と同じかな。特に『おぉ~!』とはなりませんでした。とにかくシンプルです。
本体の裏
上部の青い部分をUSBポートに差し込んで充電します。中央のセンサーが脈拍等を読み取る部分センサーです。
取扱説明書
機能の説明と使用方法、あとは注意事項が記載されています。日本語のおかしな部分もありますが、特に問題は感じられませんでした。
届いた製品の中身についてはこんなところです。次は性能チェックしていきたいと思います。
電源の入れ方が分からない…
説明書では『電源を入れる~』と説明が始まるのですが、肝心の電源を入れる方法が書かれていない!多分これで初期不良だと思う人は多いはず。結局、液晶下部の丸い表示部を5秒長押しで電源が入りました。
アプリをスマートフォンにインストール…できない!
『H Band』というアプリをスマートフォンにインストールする必要があります。さっそく取扱説明書の手順通りに進めてみます。すると…取扱説明書のQRコードからアプリのファイルをダウンロードしようとしたところ、スマートフォンのセキュリティに引っかかってインストール出来ませんでした。
解決法
取扱説明書のQRコードからWebページに行くとH Bandのバージョンが確認できます。Google playでH Bandを検索するとアプリが2つ出てきました。
バージョンの合うアプリをダウンロードすると実行する事が出来ました。
ダウンロード後の登録について
アプリを起動するとメールアドレスの登録をする画面になります。ここでは捨てアドと他で使っていないパスワードを入力します。中国製の製品なのでセキュリティには気を使っておきましょう。
メールアドレスとパスワードを入力後、『またはサインイン』の方をタップします。
その後は個人の身体データを入力しすれば後は取扱説明書の通りに使用ができます。
『Semiro スマートブレスレット iphone&Android対応 日本語説明書 ブラック』の機能と使用感
『Semiro スマートブレスレット iphone&Android対応 日本語説明書 ブラック』
【主な機能】
- 時間や日付表示
- 歩数や距離や歩行時間・消費カロリー
- 24時間心拍数・24時間血圧測定
- メッセージ・Line・メール(SMS)通知と内容表示
- SMS通知、LINE通知、SNS通知(Facebook、
Twitter、LINE、Skype、)をサポートしま す。
電話の着信通知と拒否 - 睡眠時間や品質・長時間座った状態を注意通知
- カメラ遠隔操作
- スマホの紛失防止
- 運動等のデータ自動同期、運動データ分析
- スケジュール管理
- 目覚まし時計
- 腕を傾けると自動点灯
かなり多くの機能があります。一つずつ検証していきたいと思います。
時間や日付表示
■問題なし◎
時間や日付表示はスマートフォンと同期していればズレることがありません。基本的にスマートブレスレットやスマートウォッチはBluetoothでスマートフォンとペアリングさせて使用します。
そのため時間は電波で常に合わされる事になりますので時間は電波時計と変わらず正確です。
歩数や距離や歩行時間・消費カロリー
■問題なし◎
予想と違って歩数はかなり正確でした。手首に身に着けているせいで手を振っただけでカウントするかと思いましたが、腕を振っただけではカウントされませんでした。
恐れていた座ったままでもカウント…なんて事もありませんでした。歩数が正確なら、距離や消費カロリーに関しても正確に算出されると考えられます。
使用するシチュエーションをウォーキング時のみなど、使用する場面を明確にすれば更に正確なデータになると思います。
24時間心拍数・24時間血圧測定
24時間心拍数 ■問題なし◎
家に血圧計があるので血圧計で測った数値と比較してみました。平常時と運動時の心拍数を自分で測ってみたところ割と合っていました。もう少し検証してみないと真偽の判断はつかないかな。
息が上がるくらいの運動をしてから測ってみようと思います。測る前はスマートブレスレットは外して測る直前に身に着ける予定。
歩数の上がり方から予想数値を算出されてしまいそうな気がするので…疑いすぎ?
50mダッシュを3本、計150mの短距離を自分では結構頑張って走った後に計測してみました。
走る前が『75bpm』走った後が『85bpm』血圧計の数値とも近似値が表示されました。
血圧測定 ■問題あり×(検証継続)
血圧測定は現段階では当てになりません。最新の技術では脈波を使って血圧を測定する事が可能になってきてはいますが実用段階ではありませんし、脈波を測るのもかなりシビアな調整が必要なので適当に手首に付けたスマートブレスレットでの血圧測定は現段階では不可能です。
おまけ程度で考えておきましょう。
実際の血圧測定の比較画像
■1回目計測
■2回目計測
■3回目計測
数値は50前後でズレがありますね、ただ身に着ける期間が長いとデータが正確になる可能性もあるのでもう少し検証してみます。
※心拍数・血圧測定についての注意
スマートフォンにインストールしたアプリの初期設定で『年齢・身長・体重』の入力をしたと思います。心拍数も血圧も統計データがあります。このスマートブレスレットで測ったとされているデータは、それらの統計データをベースに表示されている可能性があります。
血圧を例にすると20歳なら『115/77mmhg』と表示され、40歳なら『142/95mmhg』と表示される。
また、表示された数値は本人の数値と全く関係が無い可能性があります。
血圧や心拍は使用者によっては治療用のデータにしようしたいと考えている人も多いと思います。ですが、現段階ではスマートブレスレットの数値は信用できるものではないので、計測数値を医療用データとして活用しないように注意してください。
メッセージ・Line・メール(SMS)通知と内容表示
■やや問題あり△
SMS通知、LINE通知、SNS通知(Facebook、Twitter、LINE、Skype、)をサポートしま す。
スマートフォンと同期すればLINEなどの通知を受け取ることができます。返信はスマートフォンで行うのが合理的でしょうね。
※良い点、スマートブレスレットを操作していない間は履歴が残る。
※悪い点、一度でも操作すると履歴が消えること。確認した後、忘れてしまう可能性があります。
電話の着信通知と拒否
■問題なし◎
電話の通知もスマートブレスレットで受け取ることができます。通話は無理ですが着信拒否はできます。
睡眠時間や品質・長時間座った状態を注意通知
■やや問題あり△
睡眠時間はまだしも睡眠の質は分からないと思います。長時間座った状態を注意する通知もありますが、どちらも動いているか動いていないかを判断していると思われますので、睡眠中にあまり動かなければ睡眠の質が高いと判断されそうです。
どのくらい動いているか確認するのは思いのほか楽しいです。
カメラ遠隔操作
■問題あり×
スマートブレスレットを上に向けるとシャッターが切れます。色々と作業している最中もスマートブレスレットが上を向くたびにシャッターが切れます。使いにくいとしか言えません。使いこなせる人もいるかもしれません。
スマホの紛失防止
■やや問題あり△
アプリの音量をONにしていないとバイブレーションが鳴っているだけなので見つけられないかも…。電話の音量と同期してくれればかなり使える機能だと思います。
運動等のデータ自動同期、運動データ分析
■ただいま検証中
スケジュール管理
■やや問題あり△
標準装備のスケジュール管理は細かな設定ができないので、スケジュールアプリとしてみると物足りないと思います。ほぼ、使うことはないと思われます。『Googleカレンダー』『ジョルテ』等の手帳アプリと連携できれば最高でした。
目覚まし時計
■問題なし◎
バイブレーション機能は想像以上に強いので目が覚めます。その後のスヌーズ機能はないので、サッと起きられない人は使えないかもしれません。
寝起きが良い悪いは本人次第ですが、これだけのバイブレーションで起きられない人はまあいないでしょうから機能としては十分だと思われます。
腕を傾けると自動点灯
■やや問題あり△
自動点灯は便利なのですが。頻繁に光ります…見ていない時でも。これは腕に身に着けている以上、仕方のない事だと思いますが気になりますね。
夜の睡眠時間中は作動しない仕様のようです。部屋を暗くして寝るので睡眠中こそ欲しい機能だと思いました。
まとめ
スマートブレスレットを使用してまだ数日ですが、大満足ですね。
私はLINEをよく使っているので通知が来るのは非常にありがたいです。スマートブレスレットはウェアラブルと呼ばれる最先端ジャンルの製品になるのですが、この製品を使用してみたことで次回の購入の際に自分に合った製品を選ぶことが出来るようになりました。
既に販売されていますが、スマートブレスレットに『おサイフケータイ』機能がついていれば活躍の場は格段に広がるのが容易に想像できます。次はsimを使用するスマートブレスレットやスマートウォッチを使用すると思いますが。
今回のスマートブレスレットが次回の製品選びに大いに役立ったと思います。
結論!このスマートブレスレットはウェアラブルの入門製品として非常にいい製品ではないかなと思います。オススメです!
『Semiro スマートブレスレット iphone&Android対応 日本語説明書 ブラック』